自然由来の変異だけを扱う
私たちが扱うのは、人為的な交配ではなく、自然界で偶発的に発生した突然変異株のみ。系統の起源とタイミングが明確であり、研究素材としての厳密さを保ちます。

種籾マクロ
突然変異株の種籾表面 ── 通常株とは異なる毛茸と色素の発現
株式会社 Unbroken 10K-Strein は、自然発生した珍しい古代米の突然変異株を研究・保存し、その遺伝子情報・ゲノム解析結果・食品成分分析結果を、大学・研究機関・農研機構などの研究開発分野へ提供するバイオ研究法人です。
由来不明な従来の古代米とは一線を画し、いつどこで起きたかが明確な突然変異の系統だけを取り扱う。それは、稲という作物の歴史を「遺伝資源」として未来に引き継ぐための、静かな仕事です。
葉色・籾色・稈長・のぎ色 ── 同時に変異した複数形質を解析データとして公開し、研究者の最前線に届ける。私たちが扱うのは、世界でまだ誰も触れていない、新しい「米」の入口です。


研究対象
古代米の突然変異株
葉色・籾色・稈長・のぎ色・籾数・葉幅 ── 6 形質を同時に観察し、由来の明確な変異だけを系統として保存する。
解析体制
外部公式機関と連携
タカラバイオ社による遺伝子・ゲノム解析と、日本食品分析センター等による食品成分検査を継続的に実施。
提供先
国内外の研究開発分野
大学・公的研究機関・農研機構など、稲の遺伝資源を扱う研究の最前線へ、解析データを直接提供する。
私たちが扱う系統は、複数の形質が同時に変化していることが特徴です。葉色、籾色、稈長、のぎ色、結実数、葉幅 ── ひとつの系統に同居する 6 つの変異を、それぞれの質感そのままに記録します。
紫から緑へ転じる葉色 ── 光合成効率と分げつ形成に関わる質的変異。

紫
緑
出穂前の葉色が紫から緑へ転換する系統。光合成効率と分げつ形成に直結する形質変異として、配列レベルでの同定を進めています。
黄から黒へ転じる籾色 ── アントシアニン系色素経路の解析対象。

黄
在来種の籾色

黒
突然変異株の籾色
通常の黄色い籾が黒褐色に発色する系統。アントシアニン系色素の発現経路を読み解く手がかりとなり、機能性成分の起源探索にも繋がります。
180cm から 60-80cm への半矮性化 ── 耐倒伏性と栽培適性の両立。
180
cm
60-80
cm
在来種
突然変異株

倒伏に弱い在来種が、半矮性へ大きく短縮した系統。栽培難度と耐倒伏性の両立を可能にする育種素材として記録しています。
同一株に現れる桃・白・黒の三色相 ── 色素関連遺伝子の比較解析対象。

桃
ピンク色のぎ
白
白色のぎ
黒
黒色のぎ
穂先の「のぎ」が複数色相で現れる系統群。同一株から異なる色相が出現する稀少例として、色素関連遺伝子の比較解析対象です。
ゼロから飛躍する結実数 ── 収量形質に直結する変異として継続観察。
0
→1

1 株あたりの結実数が在来種より顕著に増加する系統。収量形質に直結する変異として、農研機構との連携で継続観察を進めています。
拡張した葉身と受光面積 ── 光合成総量と生育環境への適応評価。

拡大傾向
受光面積の拡張
葉身が広く展開する系統。受光面積と光合成総量に影響する基礎形質として、生育環境ごとの安定性を評価しています。

古代米の中には、白米とブレンドしても色を移さない「白い古代米」の素材があります。健康成分が確認された場合、一般家庭向けに混米しやすい新しい主食素材としての可能性を持ちます。
現フェーズでは研究機関 B2B への遺伝資源・解析データ提供を最優先としていますが、将来的にはこの素地を活かした健康米素材・サプリメント原料への展開も視野に入れています。
既存の古代米研究との違いを、4 つの視点から整理しました。研究素材としての立脚点を明確にすることが、私たちが届ける情報の信頼性を支えます。

私たちが扱うのは、人為的な交配ではなく、自然界で偶発的に発生した突然変異株のみ。系統の起源とタイミングが明確であり、研究素材としての厳密さを保ちます。
一般に流通する古代米は、由来が遡れない雑多な系統が混在することが多い。私たちは由来が明確な変異株を 0 → 1 で確立し、研究の出発点として整えます。
葉色・籾色・稈長・のぎ色・籾数・葉幅 ── 6 系統以上の形質が同時に変化する個体群。単一形質変異と比較し、解析素材としての密度が高くなります。
白米と混ぜても色がつかない素材としての特性。研究結果次第で、一般家庭向けの混米健康米素材へと展開できる将来性を備えています。
遺伝子情報・成分情報の解析は、すべて第三者の専門機関に委託しています。自社内のみで完結させず、公的・専門機関による試験結果を背景に置くことで、研究機関の皆様へ提供する情報の透明性と信頼性を担保します。

遺伝子解析・ゲノム解析
突然変異株の遺伝情報を、専門機関であるタカラバイオで解析。配列レベルで形質変異の根拠を確認し、研究機関へ提供可能なゲノムデータとして整備します。
食品成分検査
成分プロファイルを公的機関で解析。健康成分の有無や栄養価を第三者の試験データとして提示し、研究と将来の素材開発の両面で信頼性を担保します。
圃場・保存系統管理
解析対象となる系統は、自社の保存圃場で個体識別のもと継代維持。形質発現の安定性を世代を跨いで確認し、研究機関への安定的なサンプル供給を支えます。
提供先は 国内外の専門機関。提供内容は古代米の突然変異品種に関する 遺伝子情報と成分解析結果。研究フェーズに応じた粒度で情報を整え、必要なデータをご提供します。
突然変異株の保存と解析を起点に、研究・生産・知財・テクノロジー・健康分野へと事業領域を構築しています。研究機関への遺伝情報提供は、その中心となる柱です。

古代米突然変異株の遺伝資源・形質情報を整え、農業バイオの研究現場へ提供します。
契約農家との生産体制を背景に、種苗および加工品の流通・輸出入を扱います。
突然変異品種の特許取得・品種登録を進め、ロイヤリティ事業の基盤を構築します。
生産・解析・トレース領域に必要なソフトウェア基盤を、自社で設計・開発します。
成分解析の結果次第で、健康食品・サプリメント原料としての応用領域へ展開します。
ターゲット (現フェーズ)
大学・研究機関・農研機構などの研究開発関係者
対応エリア
全国・オンライン (国際的な研究機関も視野)
大学・研究機関・農研機構の研究開発関係者の皆様からのお問い合わせをお待ちしております。遺伝情報・成分解析データのご提供、共同研究、ライセンスに関するご相談など、どうぞお気軽にお寄せください。